流行語は世につれ、世は流行語につれ?

師走だ、師走だともう誰も騒がない!?
師走だと言われたとてピンとこない。
「あたしゃ一年中、貧乏暇なし。師走だから忙しいってこともないさ」との空耳が。
世の中変わった。
季節感も風情も薄れてくる。
暦には13月はなし、12月は1年を締めくくる月と決まっている。
締め月になればつい気になるもう年末の風物詩~
ユーキャンの新語・流行語大賞が先日発表された。

やはりというべきか、2019年大賞は「ONE TEAM」だった。
ワールドカップ・ラグビーでの日本チームの活躍が、
列島を大いに沸かしたことはまだ記憶に新しい。
これ以来スポーツ分野に限られず、あちこちで「ワンチーム」でなんて喋る人が増えた。
意識して喋っているのか、無意識ながら喋っているのか
影響されていることだけは確かだろう。
果たして、いつまで使われ続けるだろうか?

ところで、去年の大賞は何だったかなあと自問自答。
早くも脳裏から消えている。
別段忘れてもなんら困ることはないが、思い出せない
でも思い出せなくても大丈夫、ネットで検索すればまたたくまにわかる。
だから覚えない、覚えなくてもよいと勝手に思うから呆けも早い?!

2018年は「そだね~」、
そうだ、そうだった、検索して即思い出した。
いまとなってはあまり使われていないか?
まだ1年も経っていないのに一時の流行語に終わってしまったか?

「大賞」が2年連続してスポーツシーンから生まれているが面白い。
ラグビーとカーリングという、
どちらかと言えば日本ではメジャーではなかったスポーツで、
時の人が生まれ、チームがクローズアップされ大ブームを巻き起こした。
2018年のトップ10には他に
eスポーツ」、「(大迫)半端ないって」、「奈良判定」と
スポーツから生まれた言葉が結構ランクイン。
スポーツ関連や選手の感動から生まれる言葉が多かった。

もうついである。
各年の大賞~トップ10に入ったスポーツ関連の言葉を並べてみる。
2017大賞「インスタ映え」「忖度」~「9.98(10秒の壁)」
2016大賞「神ってる」~「(僕の)アモーレ
2015大賞「トリプルスリー」、「爆買い」~「五郎丸(ポーズ)
2014大賞「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」~「カープ女子
2013大賞「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「お・も・て・な・し」
2012大賞「ワイルドだろぉ」~「手ぶらで帰らせるわけにはいかない
2011大賞「なでしこジャパン
2010大賞「ゲゲゲの」
2009大賞「政権交代」~「ぼやき

「歌は世につれ世は歌につれ」ならぬ「流行語は世につれ世は流行語につれ」かも。
泡沫的な新語・流行語もあれば使い続けたい新語・流行語もある。
後世に残り、やがて新たに国語辞典に載る『新語・流行語』は果たしてどれくらいあるのだろうかなあ。
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