初めての燻製ビールに

「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」。
石川五右衛門のおなじみ辞世の句、
さて現在のの心境は、
「浜の真砂は尽きるとも世に知らぬことの種は尽きまじ」

幾星霜「人間」をやってきていても、
まだまだ世の中、知らないことだらけ。
チコちゃんにも叱られっぱなしだ。

さりとて、そんなこと知らなくても
十分に「人間」をやっていけますと居直ってみたり・・・。

貪欲な知識欲・体験欲は、
生活を豊かにしてくれるのでしょうが、
近頃、少しくたびれ
いろんなところが錆びつつあるようで。

さて自称ビール党、
若い頃は世界のビールを集めてはせっせと飲み、
酒宴にあってはビール一辺倒のビール愛、
青空のもと冷えたビールを飲めればもう最高。

いまや酒類も増え、地ビールなども増え、
もう追っかけるのはやめました。

とくと知らず、
昨日、「美味しいよ」といってビールを頂戴した。
聞くと「燻製ビールだ」と言う。
「はあ?これ初めて」。

見ればドイツ語だとすぐにはわかった。
なにしろドイツ語は昔2年間勉強した外国語だと
カッコよく言いたいところだが、
いまや覚えているのはイッヒ・リーベ・ディッヒ程度の情けないレベル。
ドイツ語は頭の中で風前の灯火。

ラベルを見る、
なんとなく「シュレンケルラ ラオホビア」らしく読める
裏面にはびっしりの説明書きはチンプンカンプンだが、
「バンベルグ」という場所だけはわかった。

こんなときネット社会は便利、即検索。
「ラナホ」とは「煙」のこと、
「シュレンケルラ」はドイツの人口7万都市「バンベルグ」の
代表的醸造所であることがわかった。
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栓を抜く。
ほのかにスモーキーな香り。

ビールグラスに注ぐ。
暗褐色、見るからの濃そうな味。
ぐっと飲んでみる。
確かに燻製の味だ、苦みのある味が一気に広がった。
苦みは好きなのだがかなり癖がある。

魚料理を食べていたところだった。
これには合わないと思った。
なにしろ独特のスモーキー感、
燻製やベーコンやチーズにウィンナーにあうとあった。
燻製好きにはたまらないビールかもしれない。

1杯を楽しむには良いビールだが、
呑み続けたいとは思わず。
でももう1本残っているので
次は肉系の酒肴をお供にしよう。

いろんなビールを飲んできたつもりでも
「知らぬことの種は尽きまじ」ということのようで。

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